口唇ヘルペスや性器ヘルペスの再発を防ぐためにもバルトレックスは頼りになる薬です。しかし副作用もあるので、間違った服用方法をしないように気をつけましょう。

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エンペシドLは市販で購入できるの?

エンペシドLは、佐藤製薬から販売される市販薬です。
ドラッグストアや薬局で購入することができます。
有効成分はクロトリマゾールで、膣座薬(膣に錠剤を直接挿入する形)になっています。
膣カンジダ症に対して用いる薬で、医療用ではエンペシドという名前で処方されています。
クリーム(どのような症状にも使いやすいため)が主流で、水虫をはじめとする真菌類の感染症に広く用いられており、使用歴の長い薬です。

市販薬のエンペシドLは第一類医薬品となりますので、購入する際には薬剤師への相談が必要になります。
店舗の看板が「ドラッグストア」だった場合には、登録販売者(第二類~第三類の医薬品のみを扱うことができる市販薬の専門家)しか常駐していない可能性があるので、確認が必要です。
エンペシドLについて確認するのが恥ずかしいと感じる場合には、薬剤師が居るかどうかを尋ねるだけでも良いです。
薬剤師に相談をすると、この薬が本当に適しているかどうかを確認してもらうことができます。
相談の後、使用が適している症状であると判断された場合にのみ購入することができます。

なお、この薬は膣カンジダ症再発の際に使用することに限定されており、初発の場合には医療機関の受診をし、医師に診てもらうことが決められています。
膣カンジダ症の症状は他の疾患である膣トリコモナス症や子宮頚管炎などに症状が似ているため、医師でないと区別をつけることができません。
初めての症状で、膣カンジダ症かどうかが判らない場合には、必ず医療機関を受診する必要があります。

医療用医薬品のエンペシドと違う点は、エンペシドはクリーム剤であるのに対して、エンペシドLは膣坐剤であることです。
しかし、有効成分は一緒ですので、同じ効果が期待できます。
カンジダは皮膚常在菌の一種ですので、再発しやすいです。
そのため、2回目以降は病院に行かなくても治療ができるように、市販薬が発売されたという経緯があります。

カンジダ中のフェミニーナ軟膏は悪化のもと

膣カンジダの症状はおりものの変化(においや血が混ざる)、不正出血(生理以外の出血)、外陰部のかゆみなどです。
これらの症状があるからといって、確実に膣カンジダ症であると言えるわけではありません。
同様の症状をもつ他の疾患の可能性があります。
自己判断によってフェミニーナ軟膏などを使用すると、かえって症状を悪化させる可能性があります。

フェミニーナ軟膏の有効成分は、リドカイン(局所麻酔剤)やジフェンヒドラミン塩酸塩(抗ヒスタミン剤)です。
これらはかゆみを抑えたり炎症を抑えたりすることには役立ちますが、膣カンジダ症の原因菌であるカンジダ属菌の殺菌をしません。
この薬を用いて症状が収まっても原因菌は死滅していないため、膣カンジダ症が長引いてしまう可能性があります。

膣カンジダ症が悪化すると、排尿障害(排尿の回数や質に変化が起こること)などの原因になります。
性交渉によって、知らず知らずのうちにパートナーに感染させてしまう危険もあります。
膣カンジダ症が疑われた場合には、フェミニーナ膣カンジダ錠を使用します。

こちらは、エンペシドLと同様、エンペシドの成分(クロトリマゾール)になっています。
自分でどの症状であるかが判らない場合、自己判断を行うことは危険ですので、医師や薬剤師に相談する必要があります。

膣カンジダ症には辛いかゆみや不快感がありますが、まずは原因菌を殺菌するのが治療法になります。
かゆみを抑えるためには、通気性の良い下着を身に付けるようにしたり、汗をかいたらすぐに拭くことなどが対策となります。
カンジダ属菌は湿った環境で活性化するため、これらの点や体調に気を付けることで、症状を抑えることができます。