口唇ヘルペスや性器ヘルペスの再発を防ぐためにもバルトレックスは頼りになる薬です。しかし副作用もあるので、間違った服用方法をしないように気をつけましょう。

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アジスロマイシン配合のジスロマック、効果と副作用

考えている男性

ジスロマックは、タンパク合成阻害薬に分類されるマクロライド系抗生物質アジスロマイシンを主成分とする医薬品であり、多くの医療機関で感染症などの治療薬として用いられています。
ジスロマックは、病原菌の主要組成物質タンパク質を合成する細胞小器官リボソームを構成する30Sサブユニットと結合する事で病原菌のタンパク質の合成を阻害する医薬効果を発揮します。
主要組成物質タンパク質が欠乏する病原菌は弱体化すると共に融解してしまいます。
ジスロマックは、50Sサブユニットと選択的に結合するので人間の細胞が有する40Sサブユニットと60Sサブユニットには医薬効果を発揮しないとされ、服用による副作用の発生頻度や副作用の重症化が少ない安全性の高い治療薬です。

ジスロマックの主成分アジスロマイシンは、タンパク合成阻害薬に分類されている従来のマクロライド系抗生物質の分子構造に窒素原子を付加した抗生物質です。
窒素原子付加した事により細胞性免疫を担い異常代謝物や病原などを細胞内に取り込み分解する為に組織間を遊走する食細胞に取り込まれやすくなっています。
食細胞に取り込まれやすくなった事により感染組織や炎症組織への医薬成分の移行性が血中濃度の10倍~100倍に高められ、従来の治療薬に比べて少量の医薬成分でも同様の医薬効果が得られます。

ジスロマックは、高い移行性と非常に高い医薬成分に加え、消化液の影響を受ける事無く小腸に届き長時間にわたります。
安定的に医薬成分を放出する事が可能な特殊製剤法マイクロスフェアを導入した事により、服用後の医薬成分血中最高濃度が半分になる血中半減期が68時間以上と延長されています。
その為、従来の治療薬に比べて服用回数も1日3回程度と少なく、感染症や病状によっては1度の服用で治療を完了する事も可能です。

ジスロマックは、病原菌に対して抗菌作用を示すので腸内細菌に対しても抗菌作用の影響が出てしまう服用者もいます。
副作用として下痢や腹痛、食欲不振などの胃腸症状を発症する事があります。
特殊製剤法マイクロスフェアを導入した事により消化液の影響を受け難く従来の治療薬に比べて胃痛や食欲不振などの副作用の発生頻度が低くなっています。
しかし、ジスロマックは、医薬効果の高い抗生物質なので体質や体調、既往歴によっては急性腎不全や間質性肺炎、アナフィラキシー・ショック、大腸炎、肝機能障害などの重篤な副作用を発症する事が稀にあります。

ジスロマックは絶対にアルコールで服用しない!

ジスロマックは、治療に必要最低限の医薬成分を出来るだけ長く維持する必要がある時間依存型薬物です。
そのため血中医薬成分濃度の低下や肝臓の薬物代謝効率を低下させるリスクの高いアルコールによるジスロマックの服用は危険です。
ジスロマックは、血中濃度が低下する事により十分な抗菌作用を得る事が出来無くなるリスクが高くなります。
十分な抗菌作用を得られ無い事により治療期間が延長されるだけで無く病原菌がジスロマックに対して耐性を獲得してしまう危険性もあるのでアルコールによる服用は避ける必要があります。

ジスロマックは、肝臓で代謝される事によって抗菌作用を発揮します。
アルコールでジスロマックを服用する事により肝臓は薬物とアルコールの2つの代謝を同時に行う必要があります。
肝臓に負担が大きくなると共に薬物代謝が滞り十分な抗菌作用を得られなくなるのでアルコールによる服用だけで無く、服用中のアルコールの摂取も避けるべきです。

人間は、アルコールを二日酔いの原因物質アセトアルデヒドに分解し、アセトアルデヒドを酢酸を経て無害な水や二酸化炭素として排出する2段階分解が行われています。
お酒に強い人は薬物代謝酵素チトクロームP450が直接水と二酸化炭素に分解しています。
しかし、ジスロマックは、薬物代謝酵素チトクロームP450の働きを阻害する医薬効果があるのでアルコールによる服用は避けるべきです。

ジスロマックは、体質や性別により個人差がありますが、血中半減期は68.1時間と服用から2日間~3日間程度医薬効果が維持されているので、少なくとも服用から2日間~3日間程度アルコールの摂取を避けるべきです。
どうしてもアルコールを摂取する場合は、摂取量を抑えると共にアルコールの吸収を抑える為に食事を優先する必要があります。

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